忘れたいことをあえて書いてみたりする備忘録

愚痴

きっとすぐ辞めてしまうんだろうなと思いながらももう少しで5ヶ月経つ今のバイト。大して長い期間ではないけれど、辛い辞めたいとしょっちゅうぼやきながらも不思議なことになんだかんだで真面目に働き続けている。

これから書く文章はただのストレス発散と自分の考えを纏める為の自己管理ということにしておこう。

そもそも何故今のバイトをやっているのか、好きだから。憧れだったから。

その上で在籍している店のオーナーは自分に合っていないと知りながら、そして私の本当にやりたい仕事が出来る訳では無いと分かっていながら入店した。

だから現状の悩みは全て自業自得なのかもしれない。それでもやるせないことばかりで。 

 

昨日の出勤中、バイト先のグループチャットにクレームが来たと報告があった。

その時の状況はお客さん1人に対して私が話し相手になり、残りの2人のキャストはお客さんと一言も話さず、退勤後客席にいたキャストと雑談していた。

せめて挨拶だけでもするべきなのにやる気の無さに驚いた。お客さんに申し訳ないなと思いつつ、私自身トーク力がある訳でも無いので途切れながらも時々会話をするのが精一杯だった。

正直私が悪いとは思えない。しかしクレームを入れるのを思い留まって貰えるくらい楽しませられる実力が私にあれば良かったとも言える。

 

持論だがなぜこの種のバイトは時給がいいのか、どんなお客さんが来ても話さないといけないから。そしてそれが大変なことだからだと私は思っている。

勿論他にも理由があることは分かっている。

しかしそれ以外はとても楽で、力仕事なんかはほぼ無いし、今までやってきたどのバイトよりも緩い。

だからこそ会話をするのが最優先の仕事で、そこからお客さんを増やしていくものだと思っていた。

しかし私のお店にいるキャストの多くはそうは思っていないらしく、話したいならキャストへドリンクを入れるべきだと考えているらしい。

しかしそれはキャストが言うべきことでは絶対に無いし、結局話したくない人に対しての言い訳でしかないことなんて分かっているのに無性に腹が立ってしまった。

 

実際わざわざ話さずとも容姿の可愛さで集客できるキャストもいるし、私にはそんなことは出来ないから羨ましく思うこともある。

それでも真面目に働いて、誰もしてくれない仕事をいつもいつも自分だけがやっていて惨めに感じることがよくある。しかし自分に出来ることはこれくらいしかないのかもしれないと思ったりもする。そんなことを考えてどんどんすり減って行く。それでも辞めないのは綺麗事を言えば応援してくれるお客さんがいるからだけど、ただの意地なのかなと最近は思う。そんな意地でも継続すれば何かが変わるんじゃないかなんて淡い期待を抱いている。

 

きっと私にも無自覚な悪い部分があるのだろう。そう思って許容して、他人に期待するのは辞めて、上手くやっていくしかないのだ。

だけどそれを他人には求めず、出来る限り自分自身で悪い部分や弱さに気付ける人間でありたいと思う。

 

散々愚痴を書き連ねたが、美味しいラーメンを食べて好きな曲を聴けば自分で機嫌が取れる。その程度の悩みなのである。しかし積み重なると心が折れそうになる。その時はまたこうして文章に起こして冷静になって、どうしようも無くなったら頼れる友人もいて、私は恵まれている。

だから続けられているのかもしれない。